2021/03/25 19:13


ボラ皮は水に入れてしばらくすると変化を始め独特の質感になります。
生の魚の皮をそのまま再現したような柔軟性やぬめり感、微妙な色あいが「シラス」を感じさせます。
水を含んだボラ皮は少しぼてっとした感じで水中での揺らぎが良く他の魚皮とはひと味違います。

ボラ皮は部位によって色の出かたや質感も微妙に異なります。
カネマンではサビキ仕掛けのサイズごとに、海水の清濁や天候についても考慮しながら、また対象魚ごとに部位を選択あるいは混合して擬餌針を作っています。

釣針にもカネマンのこだわりがあります。
掛かりが良く、強く、伸びない、バレにくい、錆びにくい針を使用し、一つの仕掛けに金針と錫針をバランスよく配することで釣果アップを図ってきました。

また、幹糸と枝糸の結び目にできるだけ折れクセが付かないようサビキ仕掛けを台紙にグルグル巻きにして出荷しています。
他のメーカーさんの仕掛けに比べると多少取り出しにくいかもしれませんがご容赦ください。
幹糸と枝糸の結び目にできる折れクセは釣果と微妙に関わっていると考えています。